MASK

一般的な不織布の使い捨てマスク(サージカルマスクおよびその他の使い捨てマスク)や布マスクはウイルスの侵入を防止する効果は低いと言われていますが、飛沫が直接鼻や口に入ることは防げます。また、マスクをすることで自分が相手に感染症をうつすリスクを劇的に下げ、結果的に感染症の蔓延を防ぎ、身をまもることに繋がります。

サージカルマスクとは:アメリカの医療用規格に基づき作られた三層構造のマスクで、PFE(ラテックス微粒子濾過防止効率)95%以上のものを、通常そう呼んでいます。外科手術などに使える性能です。三層のうち中間層が主フィルターになります。

*なお、医療現場では現在マスクが足りていません。むやみに買い占めたりするのではなく、私たち一人ひとりが手作りをしたり消毒・再利用したりすることが、皆で新型コロナウイルスと闘うために必要です。

マスクの消毒方法

サージカルマスク(一般的な不織布の使い捨てマスク 註:サージカルマスクではない使い捨てマスクもあります)

サージカルマスクは濡らしてはいけません。機能が低下してしまいます。また、内部のフィルターは80度以上で変質して機能が低下してしまいます。ではどうするか。

・ジップロックなどに入れて空気を抜いて密閉する

・保温機能のある入れ物に70度のお湯を入れ、ジップロックを入れて一時間放置する。

以上です。低温調理器でもいいと思います。これでウイルスは失活します。

(これはあくまで、医療機関で使うレベルの機能を落とさないように、再生する方法です。布マスクと元の機能の間でよければ、洗って使っても充分役に立ちます。ただし融けるのでアイロンを掛けてはいけません)

根拠になるHP


布マスク

布マスクは、洗剤、石鹸などの界面活性剤でしっかり洗って、普通に干して乾かして下さい。

それてウイルスは失活します。



代表的な布マスクの作り方として、香港で開発されたHKマスクを紹介します。


服の裾を切り取ってマスクにする方法です。

どうしてもマスクがない!という時にどうぞ。


マスクカバー

サージカルマスクの外側に、マスクカバーをかけることによって、ファンデーションや汗や唾液などの汚れがマスクに付くことを防止します。ただし、サージカルマスクのバリアの働きは主に中間層がしているので、マスクカバーをしていても中のマスクは一日使ったら消毒することをお勧めします。